キーワード選定におけるコツ【規模別】アフィリエイト初心者はここを狙え!
アフィリエイトでお金を稼ぐための根幹となる部分…それが【キーワード選定】です。
あるキーワードに沿ってコンテンツを書き、上位表示することで収益が発生するのですが、最初はどんなキーワードを選んだら良いのかわからないのではないでしょうか。
- キーワード選定ってなに?
- キーワードはどうやって選ぶの?
- 稼げるキーワードって…?
キーワード選定にもコツがあり、特にアフィリエイト初心者の方はここを理解するのが最初はとても難しい所でもあります。
選ぶキーワードによっては、報酬が0円にもなるし100万円にもなる程重要なフェーズなのでこの記事で「キーワード選定のコツ」をしっかり学習しましょう。
どんな規模のサイトを作るかで選ぶキーワードは変わる
一口にキーワード選定といっても、どのような規模のサイトを作るかによって選ぶキーワードやその記事数も大きく変わってきます。
すごく簡単に言うと、弱いキーワード【検索ボリュームも少なくライバルのいないもの】をサイトのテーマとしてトップキーワードにするのであれば、あまり記事数=キーワードの数はいりません。
しかし、強いキーワード【検索ボリュームも多くライバルが強いもの】をサイトのテーマとしてトップキーワードにするのであれば、記事数=キーワード数はそのトップキーワードに関連しトップを支えるようなものをたくさん入れなくてはいけません。
このあたりの話は、次の記事を先に読んでいただけると理解が深まると思います。


【小規模サイト】キーワード選定のコツ
小規模サイトで狙うべきキーワードは、ロングテールキーワードやニッチなキーワードになります。
記事数が少ないので、サイト自体にはどうしてもパワーが付きません。
パワーがないサイトでは、ビッグキーワードを狙っても上位表示することができないので、少ない記事数でも勝てるキーワード選定する必要があります。
後述しますが、ニッチなキーワードといってもどんなものでもいいわけではありません。
ライバルがいないキーワードなら何でもいい訳じゃないんですか!?

ライバルがいないキーワードなら何でもいいというわけではありません。記事数が少ないという事は、それだけ早く成約に結びつけるキーワード配置が必要です。
極端な例ですが、1ページしかないペラサイトで「ニキビ 原因」と言うキーワードの記事を書いたとします。
このキーワードの検索意図は、大まかに【ニキビができる原因が知りたい】ですね。
では、このキーワードに対して記事内にコンテンツを書いていくとすると、成約させられる箇所があるでしょうか?



ここで売りたい気持ちが先走り、「ニキビ商品のおすすめ」等を書き始めるとユーザーは「そんなことが知りたいんじゃない!」とページを離れてしまいます。
- 「白ニキビ 潰さない 治す方法」
- 「ニキビ 予防 おすすめ」
- 「プロアクティブ 最安値
このように、成約から遠いキーワードは、規模の小さいサイトでは不向きです
これは今思いつきで考えたキーワードですが、このようなキーワードであれば、少ない記事数で成約に結びつけられます。
小規模サイトではこのようなキーワードを選定していく必要があります。
小規模サイトの具体的な作り方についてはこちらの記事で詳しく解説しています。


【大規模サイト】キーワード選定のコツ
大規模なサイトを作る場合は、ビッグキーワードを狙うことになるでしょう。
と言うより、ビッグキーワードで上位表示しようと思えば記事数がたくさん必要になるので必然的に大規模サイトになってしまいます。
ビッグキーワードで上位表示するためには、キーワード選定のほかにも大事なことがあります。


ビッグキーワードの1つとして例えば「ニキビ」と言うキーワードは月間検索ボリュームが約12万あります。
ここまで大きなキーワードだと検索意図をもぼやっとしています。
- 「ニキビができる原因について知りたいのかもしれない」
- 「できてしまったニキビの治し方教えたいのかもしれない」
- 「ニキビができないようにする対策を知りたいのかもしれない」
- 「ニキビ用のスキンケア商品にどんなものがあるのか知りたいのかもしれない
様々な検索意図が伺えます。
このキーワードで上位表示するためには、それらのコンテンツが網羅されたサイトでなくてはいけません。


下の図のように「ニキビ」と言う主軸のキーワードを支えるためには「ニキビ 治し方」や「ニキビ 原因」 「ニキビ 対策」 「ニキビ おすすめ」などのミドルキーワードを入れていく必要があります。


ミドルキーワードを支えるために、スモールキーワードを入れて行くようなイメージでキーワード選定していきます。
その他にも集客用の記事として(ここでは仮に「にきびコラム」としていますが)ロングテールキーワードを入れてサイトのパワーを付けていきます。



なぜサイトのパワーが上がるのかというと、検索ボリュームの少ないロングテールキーワードでも、束になればたくさんのアクセス流入が見込め、サイトの評価が高まるからです。
ロングテールキーワードやスモールキーワードから順位がついていき、ミドル→ビッグと次第に順位がついてきます。
ロングテールキーワードの選定方法については「ロングテールキーワードを制する者がアフィリエイトを制す|これは本当です 」で詳しく解説していますのでご覧ください。
アフィリエイト初心者が狙うべきワード
ここまでお話しすると、検索ボリュームの大きいビッグキーワード=稼げるキーワードだと思いがちですが一概にそうとは言えません。
ビッグキーワードを主軸とした大型サイトを作る場合は、それに伴った【稼げるキーワード=CVキーワード】も複数入れていく必要があるので稼げると言ったほうが正しいです。
しかしこのようなキーワードは、上位表示させるのに技術が必要です。
SEO対策 やセールスライティングの知識もいるので、アフィリエイト初心者が取り組むと間違いなく挫折するでしょう・・・・
仮に良いキーワードを選定しても記事の内容が全然ダメなら商品は売れません。




私のコンサル生さんの中でも、「稼げなかった初心者の頃どのようなサイトを作っていたんですか?」と聞くと
「青汁です」
「ダイエットです」
「脱毛です」
などと返ってきます。
ではアフィリエイト初心者がどのようなキーワードを選定すれば良いのかちょっとしたコツをご紹介します。


上記のように例として4つに区切っていますが、厳密にはそれぞれが絡み合って位置しています。
例えば欲求充足系キーワードの「彼氏 欲しい」は、悩み系キーワードとも取れます。
ロングテールキーワードに入っている「アットベリー 口コミ 悪い」 も、商標キーワードグループにも入ります。
基本的には上記のようなキーワードは購買に近いキーワードです。
つまり、簡単に言うと記事数が少なくても報酬が上がりやすいキーワードともいえます。
欲求充足系キーワード
このグループのキーワードは、もうすでに何か行動を起こしたい【DOクエリ】のグループです。
そのキーワードによって何がしたいのか検索意図を読み取り、それに合った適切な商品に誘導してあげることで成約に結びつきます。
商標キーワード
商標キーワードとは、商品名を主軸にしたキーワードのことです。
このキーワードを検索するユーザーは、既にその商品のことを知っています。
つまり最後のアクション【購入】 までの1歩が踏み出せず情報を収集している段階です。
その商品についてのわからない事をコンテンツで解決してあげると購入に結びつきやすいキーワードです。
悩み系キーワード
何かに悩んでいるユーザーが検索するキーワードです。
「悩みが深いものほどインターネット上でものが売れる」と言う性質がありますから、このグループに入るキーワードで記事を書く時はその悩みをしっかり解決するコンテンツを書き商品に誘導する事で比較的簡単に成約に結びつきます。
人がインターネットで商品を買うのはどんな時でしょう?
通常であれば、お店で購入すれば良いのですがなかなか実店舗で購入しにくい商品もあるのではないでしょうか?
それは、人には言えない深い悩みを解決する商品に多く見られます。
インターネット上であれば、人に会うことなくプライバシーを確保して商品を購入することができます。
【豆知識】インターネットで売れやすい商品として
例えば
- ワキガ対策商品
- バストアップサプリメント
- 精力剤
などなど・・・
なかなか店頭では購入しにくい商品ではないでしょうか。
ロングテールキーワード
ロングテールキーワードは、他にもスモールキーワードやニッチなキーワードとも言われます。
簡単に言うと検索ボリュームが少なく、より語数が多いキーワードになります。
検索ボリュームが少ないと稼げないんじゃないか?と思うかもしれませんが、それは間違いです。



「ニキビ」より、「ニキビ 治したい おすすめ」の方が商品が売れると思いませんか?
このように検索ボリュームが少ないロングテールキーワードの方が、ユーザーの求めていることが具体的ですし、実はライバルも少ない傾向にあります。
つまり初心者には狙い目のキーワードと言うことになりますね。
わかりやすいキーワード選定の手順
サイトの規模によるキーワード選定のコツを踏まえて具体的なやり方について説明していきます。
①メインキーワードを決める
まずは主軸となるメインのキーワードを決めて行かなくてはいけません。
「●●+〇〇」の●●の部分ですね。
ここは、「何について書くのか?」と言う部分ですのであまり神経質にならなくてもいいかもしれません。
②サジェストから複合キーワードを選定
次に、この主軸のキーワードを支える2語目のキーワードを選んでいきます。
「●●+〇〇」の〇〇の部分ですね。
この〇〇の部分を選んでいく方法は何通りかありますが、1番一般的なのは虫眼鏡キーワードやGoogleサジェストですね。


Yahoo!の虫眼鏡キーワードやGoogleの関連キーワードなどに出てくるものは、自動的にサジェスト(提案)されたキーワードなので、比較的アクセスを集めやすいキーワードです。
手軽に拾えて便利なサジェストキーワードですが、そればかりを多用しても稼げません。
そのことについてはこちらの記事で詳しく解説しています。


これ以外にも、関連キーワードツール などを使って複合キーワードを見ていきます。
③知恵袋から悩み系キーワードを探す
Yahoo!知恵袋は悩み系キーワードの宝庫です。
例えば「ニキビ」で検索してみると…


このように、Yahoo!知恵袋に投稿されたもののタイトルを見ていくと悩み系のキーワードを見つけることができます。
②、③でピックアップしたキーワードは、どのような分類に入るでしょうか?
例えば記事として採用するキーワードを次のものにしたとします。
- 「ニキビケア ランキング」
- 「ニキビ 薬」
- 「ニキビ 化粧水」
- 「ニキビ 治す」
- 「ニキビ 塗り薬」
・・・・これらのキーワードで記事を書くとすると、ほとんどが商品のおすすめ記事になるでしょう。



となるとたくさん商品が売れて稼げると思うかもしれませんが、それは違います。
実は上記のような売り込み記事ばかりのサイトは嫌煙されてしまいます。
このようなキーワードは「直接的な行動を促す【DOクエリ】」と呼ばれます。
すでに商品を購入したいキーワード。
例えば「プロアクティブ 通販」とかであれば1ページのペラサイトで済むので良いのですが、ある程度ページ数がある場合はそこにたどり着くまでの導線が必要です。
そこで
- 「ニキビ 治し方」
- 「ニキビ 原因」
- 「ニキビ 場所」
などのインフォメーション記事を入れてあげると良いでしょう。
直接的な行動促すDOクエリに対してこれらのキーワードは「情報提供する【KNOWクエリ】」と呼びます。


ピックアップしたキーワードはDOクエリばかりではありませんか?
売りたい気持ちを抑えつつKNOWクエリのキーワードでも記事を書いてユーザーの悩みを解決できるサイト作りましょう。


④ キーワードプランナーで月間検索数を確認
ピックアップしたキーワードは、テキストに書き出しておきGoogleキーワードプランナー で月間検索数を確認しましょう。
虫眼鏡キーワードやサジェストキーワードがあれば検索ボリュームが0と言う事はないと思いますが、全く検索されないキーワードと言うのは需要がないキーワードです。
このようなキーワードで記事を書いてもアクセスが来ませんので、採用する必要はありません。
Googleキーワードプランナーは、「そのキーワードで1ヵ月にどれぐらいのアクセスが見込めるか?」を大まかに把握できるツールです。


このようにかなりざっくりとしたアクセス数になっていますが、詳細を確認したければリスティング広告などの費用を小額でもいいのでGoogle AdWordsに課金すれば詳しく見ることができます。
検索ボリュームが多いに越したことありませんが、そのようなキーワードばかりではなく検索ボリュームの少ない集客記事用のキーワードもピックアップしておきましょう。
⑤競合性のチェック
次にそのキーワードの競合性をチェックします。
実際に記事にしたいキーワードを検索窓に打ってみましょう。
検索結果にはどのようなサイトが表示されていますか?
もし上位表示しているサイトが、無料ブログやYahoo!知恵袋などであればそのキーワードの競合性は低いと言うことになります。
逆に、次のような検索結果であれば、割とそのキーワードの競合性が強いといえます。
- 独自ドメインや中古ドメインのサイトばかりが上位表示している。
- 記事数が多く見栄えの良いサイトが立ち並んでいる。
競合性の強いキーワードで1ページ目に食い込み上位表示するためには、それ相応の記事数とSEO対策が必要になるのでバランスが必要ですね。
⑥検索意図に沿って記事を書く
最終的に絞り込んだキーワードに対してその検索意図を考えてみましょう。
検索ボリュームが多く語数の少ないキーワードであればあるほど、その検索意図はぼやっとしてきます。
しかし2語、3語になればユーザーの欲しい答えは明確になってくるのではないでしょうか?
その検索意図に対してしっかりと答えの返せる記事を書かなくてはいけません。


その際、Googleにその記事が何の記事か適切に伝えるため以下の内部SEOを施します。
このように狙ったキーワードを記事内に含めることによってGoogleはその記事がキーワードについて書かれたものだと認識します。
また、内部SEOとして見出しタグの最適化をすればより具体的にキーワードのことを書いた記事だとアピールすることができます。
見てほしいYouTube動画
まとめ
アフィリエイトにおいて、【キーワード選定】は、稼げるか否かの肝となる部分です。
「趣味でブログを書いている」とかでなければ、皆さん稼ぎたいからアフィリエイトサイトを作っていると思います。
そこで初心者が間違ってしまうのが「稼ぎたいが故にビッグキーワードを狙う」です。
他にはキーワード選定の正しいやり方がわからずに、自分でキーワードを作ってしまう人もいます。
これでは稼げなくて当然なんですね。
キーワード選定は複雑で最初は理解しにくいところがありますが、初心者であればこの記事の手順に従って【比較的弱いキーワードだが購買意欲のあるキーワード】でサイトやブログを作ると成功しやすいかなと思っています。