【ヘテムルサーバー】WebDAV(ウェブダブ)の利用方法まとめ
ヘテムルサーバーでは、2012年から、新しい機能としてWebDAV(ウェブダブ)の利用が開始されました。
これによって、FTPソフトを使わなくてもより簡単にファイルの取り扱いが可能となり、とても便利です。
更に、オンラインストレージのように、ファイルの保存先として利用するのもおすすめです。
今回は、そんなWebDAV(ウェブダブ)の利用方法についてまとめてみました。
使用するには、最初の設定などが必要となってくるので、順を追って見ていきましょう。
【ヘテムル】WebDAVの利用法
まず、WebDAV(ウェブダブ)とはどんな物なのか簡単に説明していきます。
WebDAV(ウェブダブ)とは
先に少し触れましたが、WebDAV(ウェブダブ)とは、FTPソフトを利用しなくてもサーバーに接続しファイルの操作が簡単に行える機能です。
FTPソフトも必要ないので、インストールなどをする手間もいりません。
WebDAVのメリット
WebDAVを利用するメリットを確認していきましょう。
- アクセスできる範囲を制限できます。
- ブラウザからの閲覧領域の指定ができます。
インストールなども必要ないので、手軽に利用できます。
デスクトップのファイルなども、ドラッグ&ドロップで簡単にアップロードできます。
SSL接続での提供ですので、常にファイルは安全な状態で扱われます。
WebDAVの設定方法
hetemlコントロールパネルにログインして、設定を始めます。
①右側にあります「FTPアカウント」をクリック
②「WebDAV」のタブに切り替える
③「有効」のラジオボタンを選択
①設定に必要な以下の2点をメモしておきましょう。
・ユーザー名
・WebDAVアドレス
②パソコンのエクスプローラーを開きます。
・左から「PC」を選択
・上の「ネットワークの場所の追加」をクリック
③「ネットワークの場所の追加ウィザードの開始」が表示されたページが開かれます。
・「次へ」で進む
④「このネットワークの場所を作成する場所を指定してください」が表示されたページが開かれます。
・「カスタムのネットワーク場所を選択」を選択
・「次へ」で進む
⑤「Webサイトの場所を指定してください」が表示されたページが開かれます。
・「インターネッっとまたはネットワークのアドレス」の下の枠に、メモしておいた「WebDAVアドレス」を記入
・「次へ」で進む
①「Windows セキュリティ」の画面が表示されます。
●項目の記入
ユーザー名・・・FTPアカウント
パスワード・・・FTPパスワード
●「資格情報を記憶する」にチェック
情報の入力をしなくてもログインできるようになります。
●「OK」をクリック
②WebDAV接続の名前を入力
・「名前」の下の枠に、自分で決めた名前を入力
・「次へ」で進む
③「ネットワーク場所の追加ウィザードの完了」が表示されたページが開かれます。
・「完了」をクリック
次回からワンクリックでWebDAVフォルダを開けるようにショートカットを作成しておくと便利です。
①「コンピューター」を開く
②「WebDAVファイル(名前を付けたもの)」のアイコンの上で右クリック→「送る」→「デスクトップ」でデスクトップにアイコンが作成されます。の追加ウィザードの完了」が表示されたページが開かれます。
・「完了」をクリック
サブアカウントの完成です。
このように作成されたサブアカウントに共有したいフォルダを作成し、共有したい相手にアクセスしてもらえば、共有も楽に行うことが出来ます。
ファイルの保存方法
次に、WebDAVフォルダへのファイルなどの保存方法について解説していきます。
- WebDAVフォルダへ保存したいファイルなどを、デスクトップに保存する
- 保存先のWebDAVフォルダを表示させる
- ①を②へドラッグ&ドロップで保存する
このように簡単にファイルの保存が出来ます。
まとめ
ヘテムルサーバーは、WebDAV(ウェブダブ)機能によって、PCのフォルダをFTPソフトの様に利用することが出来ます。
簡単にファイルの共有・保存が出来るのでとても便利です。
- サブアカウントを作成して、アクセスの制限を設ける事が出来ます。
- WebDAVに保存したファイルは、共有したい相手がいつでも閲覧することが可能です。
- ドラッグ&ドロップで簡単にファイルの保存が出来ます。
- ヘテムルサーバーの容量は大きいので、かなりの動画・写真・データの保存が可能です。
常時SSL接続で転送が行われるので、安心安全にファイルの取り扱いをする事が可能となります。